東京から国際宅急便が届いた

先週土曜日に東京から国際宅急便で送った本と雑誌が届いた。さすがヤマト、シドニーから来る国内郵便よりはるかに早い。10kgの本で1万2千円ほどかかった。

雑誌?と思う人もいるだろうけど、この雑誌は1972年にNHK大河ドラマ「新・平家物語」が始まったときに、毎月わたしに読ませようと父が買い求めた週間朝日。吉川英治の原作が毎月読めて、他にも当時の俳優たちのニュースなどがあり、今ではメルカリぐらいでしか手に入らないシロモノだと思う。亡くなってしまった当時の名優たちの写真もある。1月号の表紙は新珠三千代だ。父と話した思い出もあるので、とても捨てられない。

雑誌の下は、わたしがやはり実家に置いていた辻邦生全集。結構たくさん本がまだあったのだけど、どうしても置いておきたいものだけを残してトランクルームに入れてあった。心残りは福永武彦全集を取っておいてほしいと言うのを忘れたこと。トランクルームを見て「あ、しまった」と思ったが、後の祭り。

「新・平家物語」ドラマ写真の中に郷ひろみがいる。まだ歌手としてはデビュー前の1972年17歳。平清盛の弟役だった。
左から、郷ひろみ、新珠三千代、内田善郎、17代目中村勘三郎。

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