ホアヒンへ3泊4日の旅2

ホテルプールとその真ん前の朝日のさす砂浜が美しい。

今朝まだ太陽光が柔らかいうちに外へ、と思ったらプールに日差しが直接差し込む時間で、客は皆日陰に。こりゃプールに出るのは午後だなと思い、部屋に戻って着替えてから出発。ホアヒンの昼間は日差しが強いので、ビーチではなく近くの観光へ。

「ワット・フワイ・モンコン」はルアン・プー・トゥアット僧を祀る大きな寺院。海水を真水に変えたりコレラの住民を救ったりなど色々な奇跡を起こした16世紀の有名な高僧らしい。巨大な像だ。

ここの寺を護る動物たちは、よく見る象さんではなく雄鶏さんだった…。なぜだろう。

ワット・フワイ・モンコン寺の隣にある「Huai Sai Wildlife Breeding Center」。野生動物の保護と繁殖のために王室プロジェクトで作られた動物園…らしいが、各種野鳥、猿、そして鹿が沢山いる。放し飼いではあるけれど、50バーツで買った餌のバナナやキュウリを上げるのは檻の網の隙間から。

清潔でよく世話をされていると思うが、鎖で繋がれた3歳のとても若い象がコンクリートの床の上で観光客からのバナナを待っている。なぜ他の動物たちのように大きな囲いの中で自由にさせないのだろう…。

猿たちは遊び道具で色々と遊んでいるのに。
何か理由があるのかもしれないが、頭にふわふわの毛が残ていて、まだ母親と一緒に行動するべき子象がなぜ繋がれているのか、見ているのがしのびなくなった。

動物園で見つけたこの米粒ほどのごく小さな虫。コンクリートの地面でとても目立つ真紅だったのでパチリ。
名前はわからない。

2月19日の観光最後はホアヒン駅。プラ・モンクット・グラーオ・パビリオンはタイの伝統的な建築様式で造られた王室専用の待合室だった。

ホテルに戻ったのは4時ごろ。日陰が多くなってきたので、着替えてプールに浸かりながら、寄せる波と白い砂浜と泳ぐ人たちと歩く人たちをぼんやりと眺める。
何もしないひとときは気分のデトックスとも言える。

この日のタイ料理ディナーは近くのローカルな店で。残念ながら、これがひどかった。味もサービスも。そして値段だけが恐ろしく高い。半分以上残して退散。疲れていたのでそのまま映画を観ながら部屋でウトウト。

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