まあ土曜日だからねえ、と隣の家のパーティーを大目に見ていた。そうしたら、12時ぴったりで大きな声のおしゃべりがやんで、ビール瓶などを片づける音がいま続いている。ただしまだボソボソと話している子たちもいるみたいだけどね。
実は、ここは住宅街なので12時過ぎたら警察に電話するひとがいるからね、と最初に越してきたときに釘をさしておいた。去年から4人の学生たちのシェアハウスになったので。それ以来、時々(いつもではない)週末に大勢のパーティーをするときは挨拶に来るようになった。いい子たちだ…。
引っ越してきた最初の日にはそのうちのひとりの両親と挨拶を交わした。西オーストラリア大学の法学部に入ると言う。「今まで田舎のわたしたちの家で過ごしてきたから、ちょっと心配」と苦笑いをしていた。
先日はそのうちのひとりが誕生日。パーティーをするけど12時には終わらせます、というので、ワインを一本お祝いにあげたらとても喜んでいた。以前は音楽が大きくて大騒ぎのひとたちが借りていたときもあるけれど、今の学生たちは庭のパーティーでも音楽はかけない。最初の「釘」が効いたかな。
山の中の一軒家ではないのですから、外の庭でのパーティーは、やはり12時には自主的にやめてほしいものだ。夜中は特に音が響くし、彼らには休みの日でも週末に働いているひとだって多い。