『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』(The Fabulous Baker Boys)という映画があった。1989年の映画だからすでに35年前だ。
ジェフ・ブリッジスとボー・ブリッジズ演じる兄弟ピアノデュオに加わる歌手ミシェル・ファイファー。兄弟の愛憎と歌手との恋。わたしはこの映画が大好きで何度観たかわからないくらいだ。デイヴ・グルーシンのピアノ曲は都会的で洗練されていたし、ジェフ・ブリッジスはあのころまだ若くハンサムでセクシーだった。
そして、ミシェル・ファイファー。このひとが歌えるとは知らなかったので、あの後世に残る有名なシーン、ピアノの上で真紅のドレス姿でささやくように歌う彼女の美しさにうっとりとした。
偶然そのシーンをYouTubeで見つけたら、また映画を通して観たくなった。